ピアスはもともと貫通すると言う意味があり、ファッションとしてではなく邪悪なものから身を守るため「魔除け」として古代インダスやエジプト文明の時代に始まったといわれてます。
ところで、私は十代のころ何か大事なことを決心する時など転換期によくピアスを開けて自分を奮い立たせていました。それがいつの間にか儀式になってました。
ピアスはずっとつけていられるし、魔除けになると聞いたので、自分への戒めとしてつけてたんですが、自分を大きく見せようとする虚栄心も働いてどんどんピアスは増えていきました。そしてお守りだけでなく、自分ルールや日課などがどんどん増えていってたんです。
もっと良い自分になるために。もっとポジティブになるために。
でも決めた日課が全部できない日は自分を責めて、
嫌なことや不安なことがあるたびにお守りが増えていってました。
そんな時、仕事場の友達から
「お守りでもなんでも自分を縛るようなものは持ちすぎないほうがいいよ。」
と言われてなんだかすごくはっとしました。
そういえば私、自分を追い詰めすぎてたかも。
俯瞰視すると当たり前のようなことに気づけてなかったんです。
良いことと思ってたせいで、自分で知らず知らずのうちにストレスになってたんですね。
自分の決まり事を決めるのはいいことですが自分に合った量というものがあります。
やり過ぎるとよくないので、自分に合った目標設定をしたり、お守りも一つや二つにしぼって着実に叶えていくほうが最短だとわかったのでした。
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